日淡・その他カテゴリーでは、日本の淡水域に生息する魚をはじめ、観賞魚として長い歴史を持つ金魚、鯉、メダカ、水底で暮らすドジョウ、さらに水辺を生活の場とする両生類などを紹介しています。身近な自然や日本の文化に深く根ざした種類が多く、その素朴で味わい深い姿には、華やかな熱帯魚とは異なる落ち着いた魅力があります。品種改良によって多彩な姿へ発展した金魚・錦鯉・メダカ、愛嬌のある仕草を見せるドジョウ、独特な生態を持つイモリやカエルなど、それぞれの個性をじっくり観察できることが大きな魅力です。
日本の気候に適応している種類が多い一方で、長期飼育にはそれぞれの生息環境と成長サイズに応じた管理が必要です。金魚、鯉、メダカ、ドジョウは、高水温や酸欠、水質悪化に注意し、十分なろ過能力と遊泳スペースを確保しましょう。特に鯉は大型に成長するため、池や大型水槽など将来の大きさを見据えた環境づくりが欠かせません。底砂を掘るドジョウには角のない細かな砂を用意し、イモリやカエルなどの両生類には種類に応じた水場と陸地、脱走を防ぐ蓋を設置します。本図鑑では、それぞれの特徴や適切な飼育環境、餌、混泳、季節ごとの管理方法などを詳しく紹介しています。

