藻類食魚については、自然環境や水槽内で石、流木、水草、ガラス面などに付着した藻類やバイオフィルムを餌として利用する魚の総称であり、清流魚からプレコ類、オトシンクルス類、コイ科魚類まで幅広い種類に見られる食性です。口や歯、唇の形状を発達させて表面の藻類を削り取る行動や、水槽内の景観維持に役立つ働きは、観賞魚飼育において実用性と生態観察の面白さを兼ね備えた大きな魅力となっています。飼育下で藻類食魚についてを正しく理解する際は、コケ取りだけに頼らず、植物質を含む人工飼料や野菜類などを補助的に与え、種ごとに適した水流、酸素量、隠れ家、混泳環境を整えることが、健康的な成長と本来の採餌行動を引き出すための重要なポイントとなります。
