ベントス食性

ベントス食性とは、底砂や岩場、海底付近にすむ小型の甲殻類、ゴカイ類、微生物、デトリタスなどの底生生物や有機物を主な餌として利用する食性であり、砂を口に含んでふるい分けるハゼ類や、底面をついばむ魚に見られる自然な採餌スタイルです。水槽内では底砂の表面を攪拌しながら餌を探す行動が観察でき、底床の汚れを軽減する働きも期待されますが、自然発生する餌だけでは栄養が不足しやすいため、冷凍餌や沈下性の人工飼料に慣れさせることが大切です。飼育下でベントス食性の魚を健康に維持するには、細かく角のない底砂を広く敷き、微小生物が増えやすい成熟した環境を整えることが、本来の採餌行動と安定した体調を引き出すための重要なポイントとなります。

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