硬水好性とは、飼育水に含まれるカルシウムやマグネシウムの濃度が高い状態、いわゆる硬水を好む生物の性質を指し、アフリカの湖に生息するシクリッドや汽水域に近い環境を好む卵生メダカなどに多く見られる特徴です。これらの魚種は、適切な硬度が維持されることで色彩が鮮やかになり、繁殖行動も活発化するため、飼育の際はサンゴ砂や石組みを用いたレイアウトで水質をアルカリ性の硬水に傾ける工夫が求められます。日本の水道水は一般的に軟水であることが多いため、生体の健康を長期的に維持するには、添加剤やろ材を選定して硬度を一定に保つ水質管理が成功の鍵となります。
