ロゼット型とは、茎が短縮され節の間隔が極めて狭いため、根元から放射状に葉を展開する植物の成長形態であり、アクアリウムにおいてはエキノドルスやクリプトコリネ、バリスネリアなどに代表される非常にポピュラーなグループです。有茎草のように上方に伸びていくのではなく、一箇所から四方に葉を広げるため、レイアウトにおいて視線を惹きつけるセンタープランツや、茂みの土台となる安定した景観を作り出すのに適しています。育成を成功させるためには、葉からの吸収よりも根からの栄養摂取を重視する性質を理解し、底床に十分な肥料分を確保しておくことが大株に育てるための不可欠な条件となります。また、成長に伴い古くなった外側の葉を定期的に根元から取り除くことで、株全体の通水性を確保し、中心部から常に瑞々しい新芽を促すことが、ロゼット型特有のダイナミックで重厚な美しさを長期にわたり維持するための秘訣となります。
