レプトキルス・プテロプスとは、近年の分類学的研究によってミクロソリウム属からレプトキルス属へと移行された、東南アジア原産の着生シダ植物であり、アクアリウムの世界では長年にわたりミクロソリウム・プテロプスの名で親しまれてきた最も代表的な水草の一つです。低光量や二酸化炭素の添加が少ない環境下でも美しく成長する極めて高い適応能力を持ち、流木や石に活着させることで水景に自然な重厚感と深みを与える重要な役割を担っています。育成にあたっては、根茎を底砂に埋め込まずに通水性を確保することが長期維持の基本であり、夏場の高水温や密集による蒸れから発生するシダ病を未然に防ぐための適切な水温管理と、古い葉を適宜取り除くメンテナンスが、その鮮やかな深緑色の葉を健康に保つための重要なポイントとなります。
