レッドラムズホーン

レッドラムズホーンとは、インドヒラマキガイをベースに色彩変異を固定化した改良品種であり、その名の通り羊の角のように巻いた鮮やかな赤い殻が水景に彩りを添える、アクアリウムでは非常にポピュラーな巻貝です。水槽内のガラス面や流木に付着した藻類、さらには魚の残餌や死骸などを効率よく処理する掃除屋としての有能な側面を持ち、生態系のバランスを維持する立役者として重宝されています。雌雄同体であり、2匹いれば容易に繁殖が可能であるため、環境が整うと爆発的に増殖する傾向がありますが、その存在は水質の悪化や酸素不足を知らせるインジケーターとしての役割も果たし、異常時に水面付近へ一斉に移動する振る舞いは飼育者にとって重要なサインとなります。健康的な殻を維持するためには、カルシウム分が不足しないよう極端な酸性水質を避け、中性から弱アルカリ性の環境を保つことが、その美しい色彩を長期にわたって堪能するための重要なポイントと言えます。

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