Rhinotocinclusとは、南米の水系に生息するロリカリア科の小型ナマズであり、オトシンクルスに近い仲間でありながら、その名の通りサイの角のように突き出した長い吻部が特徴的な非常にユニークな種類です。体長は3センチメートルから4センチメートルほどと手頃なサイズで、水槽内のコケを食べる掃除屋としての能力を備えつつ、種ごとに異なる繊細な模様や色彩を楽しむことができるため、小型水槽のアクセントとしても十分に通用する高い観賞価値を秘めています。飼育にあたっては、高水温や水質の悪化に敏感な側面があるため、十分な溶存酸素量を確保し、安定した濾過環境を整えることが長期飼育のポイントとなりますが、落ち着いた環境で植物性の人工飼料や冷凍アカムシをバランスよく与えることで、この珍しい小型ナマズの愛らしい仕草を存分に観察することができます。
