ハイグロフィラ・セラフィラムは、インドを中心とした南アジアに自生するキツネノマゴ科の水草であり、多くのハイグロフィラ属が直立して成長するのに対し、底を這うように横へと広がる独特の性質を持つ種です。丸みを帯びた小さな葉を対生させながら密に展開するその姿は、水槽の前景から中景にかけて瑞々しい緑の絨毯や茂みを形成するのに適しており、強い光と底床への十分な追肥を行うことで、より低く密度のある美しい景観を維持することが可能となります。成長スピードは同属の中でも比較的緩やかであるため、トリミングの手間を抑えつつ長期的にレイアウトの調和を保ちやすく、石組みの隙間や流木の足元を自然に演出するアクセントとして、ネイチャーアクアリウムにおいて非常に高い価値を持っています。
