スポンジ食

スポンジ食とは、毒素やガラス質の骨片を含むため多くの動物が避ける海綿動物をあえて主な栄養源とする、自然界における特殊な食性です。ウミガメの一種であるタイマイや、キンチャクダイ科をはじめとする特定の海水魚などに観察され、これらの生物は海綿の有害成分を無毒化し、物理的に硬い組織を効率よく消化吸収するための独自のメカニズムを進化させてきました。マリンアクアリウムの世界において、自然下でスポンジ食に依存している魚類は人工飼料への餌付けが困難な場合が多く、専用の成分を含む配合飼料などを活用して根気よく慣らすことが、健康的な長期飼育を実現するための大きな課題となります。

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