アヌビアス・ハスティフォリアとは、サトイモ科アヌビアス属に分類される大型の水草であり、成長に伴い葉の基部が左右に張り出す矢尻のような独特の葉形が最大の特徴です。アフリカの湿地に自生する原種に近い風格を持ち、非常に強健で幅広い水質に適応するため、テラリウムや大型水槽のアクセントとして古くから親しまれています。育成の際は、他のアヌビアス類と同様に根茎を露出させて石や流木に活着させることが基本であり、成長が非常に緩やかであるため、藻類の付着を防ぐための光量調節や、水換えによる清潔な環境の維持が、その美しい姿を長期にわたって保つための重要なポイントとなります。
