Paracheirodon axelrodi “Albino”は、カージナルテトラの突然変異を固定した色彩変異個体であり、メラニン色素を持たないことで生まれる透き通るような白銀の体躯と、神秘的に赤く輝く瞳が織りなす繊細な美しさが最大の特徴となっている熱帯魚です。基本的な性質は原種と同様に弱酸性の軟水を好みますが、視力がやや弱く強い光を避ける傾向があるため、浮き草や流木を巧みに配置して適度な陰影を作り出し、ストレスを軽減させることが本来の淡い色彩を維持するための重要な管理ポイントとなります。性格は極めて温和で群れを作る習性を持ち、緑の濃い水草水槽で群泳させることにより、その光を透過するような優美な姿が周囲の景観と見事に調和し、アクアリウム全体に気品と静寂を兼ね備えた幻想的な趣を添えてくれるでしょう。
