近絶滅種については、野生下で絶滅に極めて近い危機的な状況にある生物を指す言葉であり、アクアリウムの世界でも生き物の保全や適正な流通を考えるうえで重要なキーワードです。淡水魚の中には、生息地の開発や水質悪化、外来種の影響、過度な採集などによって個体数を大きく減らしている種類もあり、美しい観賞魚としての魅力だけでなく、その背景にある自然環境の変化にも目を向ける必要があります。飼育や購入を検討する際は、合法的かつ適正に流通している個体かを確認し、繁殖個体の活用や無責任な放流を避けるなど、命を守る視点を持って関わることが大切です。
