外来魚については、本来その地域に自然分布していない魚が、人の手による放流や移入、飼育個体の遺棄などをきっかけに野外へ広がったものを指し、在来魚や水辺の生態系に大きな影響を与える存在として知られています。種類によっては強い繁殖力や捕食性を持ち、もともと暮らしていた生き物との競合や食物連鎖の変化を引き起こすため、単なる珍しい魚ではなく、自然環境との関わりを慎重に考えるべき対象です。観賞魚として飼育する場合も、最後まで責任を持って管理し、不要になった個体を河川や池に放さないことが、外来魚による生態系への負担を防ぎ、水辺の生物多様性を守るための重要なポイントとなります。
