レプトキルスとは、近年の分類学的研究によってミクロソリウム属の多くが統合・移行されたウラボシ科のシダ植物の属名であり、アクアリウムにおいてはプテロプス種(ミクロソリウム・プテロプス)に代表される、流木や石に着生して育つ非常に強健な水草の新しい総称として重要性が増しています。低光量や二酸化炭素の添加が少ない環境でも維持が可能という優れた適応能力を持ち、独特の深緑色の葉が重なり合うことで水景に重厚な自然感をもたらす重要な役割を担っています。育成の際は、根茎を底砂に埋め込まずに通水性を確保し、夏場の高水温期におけるシダ病の発生に注意を払うことが長期維持の要点であり、学名の変更に伴う最新の分類知識を理解することで、より深い水草育成の楽しみを提供してくれる、現代のレイアウト制作において欠かせない存在と言えます。
