ドミノダムセル

ドミノダムセルとは、漆黒の体色に際立つ3つの白い斑点がドミノの牌を連想させることからその名がついたスズメダイ科の海水魚であり、和名ではミツボシクロスズメダイとして古くから親しまれているポピュラーな種です。幼魚の時期にはイソギンチャクの触手間を住みかとして利用し、外敵から身を守りながら生活するというクマノミ類に似た興味深い共生生態を持つ一方で、成長とともに非常に強健で活発な性質へと変化し、自身の縄張りを守るために他種を激しく追い立てるような力強い一面を見せるようになります。環境の変化に対する適応力が極めて高く、海水魚飼育の入門種として適している反面、成魚になった際の気の強さを考慮した混泳相手選びや、岩場を多用した複雑な水槽レイアウトを整えることが、本種の持つ野性的な生命力と独特の美しさを長期にわたって楽しむための重要な鍵となります。

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