LPSサンゴとは、大きく肉厚なポリプを持つ有藻性の造礁サンゴを指すアクアリウム上の呼称であり、ナガレハナサンゴやハナガササンゴ、キクメイシ類など、存在感のある形状と鮮やかな色彩を楽しめる多様な種類が含まれます。種類によって適した環境は異なりますが、一般的には強すぎない照明と穏やかから中程度の水流を好み、カルシウムやアルカリ度、マグネシウムを含む水質を安定させることが健全な骨格形成とポリプの展開につながります。給餌によって成長を促せる種類も多い一方、長いスイーパー触手や強い刺胞によって周囲のサンゴを傷つけることがあるため、十分な間隔を確保し、組織の縮みや退色、骨格の露出といった変化を早期に確認することが、長期的に美しい状態を維持するための重要なポイントとなります。

