陰日性サンゴとは、体内の褐虫藻による光合成にほとんど依存せず、水中を漂うプランクトンや微細な有機物を捕食して栄養を得るサンゴの総称であり、ヤギ類やトサカ類、イボヤギ類などに代表されます。強い照明を必要としない一方で、ポリプに餌を届けるための適度な水流と継続的な給餌が不可欠であり、栄養塩の蓄積を抑えるための水質管理も重要になります。飼育下では種類に適した粒径の餌を定期的に与え、組織に汚れや沈殿物が付着しない環境を整えることが、鮮やかな色彩と良好なポリプの開きを長く維持するための重要なポイントとなります。

