マリリ湖沼群

マリリ湖沼群とは、インドネシアのスラウェシ島南部に位置し、マタノ湖やマハロナ湖、トウティ湖などの湖から構成される古代湖の水系です。長期間にわたって外部から隔離された環境の中で独自の進化が進み、テルマセリナ科の魚類やメダカ類、エビ類、貝類など、限られた湖にのみ生息する多くの固有種を育んできました。それぞれの湖は河川によってつながりながらも水深や水質、生息環境が異なるため、種ごとに特徴的な分化が見られますが、外来種の侵入や開発による環境変化の影響を受けやすく、この希少な生物多様性を守るには、水系全体を対象とした継続的な保全が重要となります。

スポンサーリンク
スポンサーリンク