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そのごはん、泳いでる! 卵から始めるブラインシュリンプの孵化と道具選び

卵からかえったブラインシュリンプを、拡大鏡でのぞくコタロウと案内するアイのイラスト 飼育用品ガイド
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こんにちは。アクアグッズナビゲーターのアイです。

今日は、お店でコタロウと一緒に赤ちゃんグッピーの餌やりを見てきました。小さなつぶを追いかけて、ぱくっ。いつもの餌とは違うその動きが、気になったようです。

その正体は、卵からかえったブラインシュリンプ。おうちで生き餌を用意するための卵と道具を、準備から給餌までの流れに沿って見ていきましょう。

この記事にはAmazonアソシエイトの商品リンクが含まれます。製品・販売情報は2026年9月29日に確認しています。

1. お魚が追いかけていたのは、泳ぐごはん!

コタロウ
コタロウ

お店の赤ちゃんグッピー、小さなつぶを追いかけていたよね。あれもごはんなの?

アイ
アイ

ええ。ブラインシュリンプという、小さな生き物なの。泳いでいるところを、ぱくっと食べていたでしょう?

コタロウ
コタロウ

うん! ボクもあげてみたいな。どこで捕まえるの?

アイ
アイ

乾いた卵が売られているから、おうちでかえせるのよ。今日は、その卵からごはんを用意してみましょう。

ブラインシュリンプは、アルテミアとも呼ばれる小さな甲殻類です。魚の餌としてよく使われるのは、卵からかえったばかりの幼生。グッピーの稚魚など、幼生を口に入れられる魚に与えます。水中を動く小さな餌を、魚が見つけて食べる様子を観察できるのも、生き餌ならではの楽しさです。

家庭で用意できるのは、乾いた状態で保存できる耐久卵が販売されているから。必要な分の卵を取り、塩水・水温・空気などの条件を整えて孵化させます。「乾いているのに、生き物が出てくるの?」という驚きから始められます。

卵を単品で選ぶなら:テトラ ブラインシュリンプエッグス 20cc

小容量の孵化用卵です。メーカーは、水温28℃の塩水で約24時間後に孵化すると案内しています。孵化までの時間は水温などで変わるので、時計だけで決めず、泳ぐ幼生が出てきたかを確かめます。

道具を持っている方の補充用にも選べます。これから一式をそろえる方には、次の項目で卵付きのセットを紹介します。そのセットを選ぶ場合、最初からこちらの卵を重ねて買う必要はありません。

「ブラインシュリンプ」と書かれた餌にも違いがあります。
孵化用の卵のほかに、殻を取り除いてそのまま与える加工飼料や冷凍餌もあります。泳ぐ幼生を用意したい今回は、「孵化させて与える卵」を選びましょう。卵のまま魚の水槽へ振り入れるものではありません。

どんな生き物なのか、成長するとどうなるのかも気になったら、アルテミアの図鑑記事もどうぞ。

2. 卵をかえす、小さな容器を用意しよう

コタロウ
コタロウ

この粉みたいなのが卵なんだ! お魚の水槽に入れて待っていればいいの?

アイ
アイ

卵をかえすには塩水を使うから、別の容器で準備するのよ。ここにある透明な容器を使ってみましょう。

コタロウ
コタロウ

グッピーとは別のお水なんだね。このぶくぶくは何をしているの?

アイ
アイ

空気を送りながら水を動かして、卵が底にたまらないようにしているの。水温も合わせたら、かえるのを待ちましょう。

コタロウ
コタロウ

明日には泳いでいるかなあ。朝、見に来てもいい?

アイ
アイ

もちろん。かえるまで一日くらいが目安だけれど、少し遅くなることもあるわ。どんなふうに変わるか、一緒に見てみましょうね。

初めて道具をそろえるなら:ブライン孵化セット〈ハッチャー24付き〉

孵化器に加え、卵・エアーポンプ・チューブ・逆流防止弁などをまとめた、チャームのセットです。選ぶ理由は、容器だけ買ってから「空気を送るものがなかった」と気づく手間を減らせること。初めて一式を用意する方に向いています。

ハッチャー24は、ブラインシュリンプの卵をかえす専用容器。計量スプーンが付属し、卵と塩を量る際に使えます。透明な容器なので、中の変化も見やすくなっています。

この販売セットに含まれるもの
  • ハッチャー24
  • ニチドウ ブラインシュリンプエッグス 20g
  • エアーポンプ「ノンノイズ S100」
  • 逆流防止弁・エアーチューブ・エアーストーン

食塩、温度を確かめる水温計、必要に応じた保温環境、回収用の道具は別に用意します。似た名前で孵化器と卵だけのセットもあるため、購入時には同梱品をご確認ください。

使う卵と容器の説明に合わせて準備する

このセットの販売ページでは、水約450mLに対して食塩約13g、付属の卵約0.5g、水温25〜28℃、孵化まで約18〜24時間が目安として案内されています。これはセットの使用例です。別の卵へ替えたときも一律に同じ条件とせず、卵と孵化器それぞれの説明を確かめて使います。

孵化器は、卵を入れれば自動で適温になる機械ではありません。室内で使う場合も中の水温を測り、寒い時期は説明書に沿った保温方法を用意します。魚の水槽を利用して温める場合は、その魚に適した水温を変えずに使えるか確認しましょう。

すでにエアーポンプなどを持っているなら、必要な道具だけを足す方法もあります。空気の送り方や逆流防止弁の使い方は、エアーポンプの選び方で詳しく紹介しています。

3. 生まれた! 小さなごはんを取り出そう

翌日、コタロウが透明な容器をのぞきに来ました。

コタロウ
コタロウ

アイ、動いてる! 昨日はつぶつぶだったのに! もうお魚にあげてもいい?

アイ
アイ

生まれたわね。まず卵の殻と分けて、それからこの細かい網のカップですすぎましょう。

コタロウ
コタロウ

ごはんなのに、洗うの?

アイ
アイ

かえすときに使った塩水を、お魚の水槽へたくさん持ち込まないためよ。幼生を網に残して、塩水を切るの。

コタロウ
コタロウ

そっか、泳いでいる子だけを連れていくんだね。すすいだら、ボクもあげてみたい!

アイ
アイ

ええ。少しずつあげて、お魚が食べるところを見ていましょう。

孵化容器の中には、泳ぐ幼生だけでなく、卵の殻や孵化しなかった卵も残ります。幼生を分けることと、塩水を切ることは別の作業です。先に幼生を取り出し、そのあと細かい網でこしてすすぐと、給餌まで進めやすくなります。

塩水を切ってすすぐ道具:スドー メッシュカップ

底のメッシュで幼生を受け止め、水を切れるカップです。細目と粗目の2種類のメッシュが付属し、ブラインシュリンプの幼生には細目を使います。小さな幼生をすすいでから与えたいときに役立つ道具です。

カップに孵化容器の中身を全部注げば、殻だけが消えるというものではありません。殻をなるべく混ぜずに回収した幼生を受け、カルキを抜いた水でやさしくすすぎます。最初は少量で、網から抜け落ちていないかも見てみましょう。

回収から給餌までの流れ

  1. 泳ぐ幼生を確かめる。説明書に沿ってエアーを止め、殻や未孵化卵と分けます。幼生が光に集まる性質を利用し、スポイトなどで取り出す方法もあります。
  2. メッシュカップで受けてすすぐ。幼生を網に残して塩水を切り、カルキを抜いた水で軽くすすぎます。空の殻が混ざっていないかも確かめます。
  3. 少量の飼育水に移して与える。スポイトなどで少しずつ入れ、魚が飲み込めているか、餌が残っていないかを見ます。

初めては、孵化できた量を全部与えようとせず、魚が食べる量から考えましょう。幼生が小さくても、魚の種類や成長段階によっては口に入りません。グッピーの稚魚などへの利用を入口に、飼っている魚に合うかを確かめます。

使い終わった容器やカップは洗い、次に使うまで清潔にしておきます。残った乾燥卵は湿気を避け、製品表示に従って保管してください。

4. 卵から、いつもの餌やりが少し違って見える

コタロウ
コタロウ

食べた! あの子、小さいのを追いかけてぱくっとしたよ!

アイ
アイ

お店で見たのと同じね。今度は、卵から準備したごはんを食べてくれたわ。

コタロウ
コタロウ

うん。昨日はまだ泳いでいなかったんだよね。次も、生まれるところから見たいな。

アイ
アイ

楽しみね。今日どのくらい食べたか覚えておいて、次にかえす量も一緒に考えましょう。

卵を量り、水を用意し、泳ぎ始めた幼生を取り出す。ひと手間かかりますが、その先には魚が餌を見つける瞬間があります。孵化させるだけで終わらず、食べるところまで観察できることが、この道具選びの楽しさです。

初めて一式をそろえるなら卵付きの孵化セット、道具がそろっているなら卵の補充、回収してすすぐにはメッシュカップ。今ある道具を確かめながら、必要なものを選んでみてください。

稚魚の居場所や、日々の飼育用品も整えたい方は、グッピーなど卵胎生魚の飼育用品ガイドへ。生き餌を用意する楽しみも、毎日の飼育につなげていきましょう。

製品・使い方の確認資料

掲載商品の写真、セット内容、使い方はAmazon.co.jpの各販売ページでも確認しています。セット内容や仕様が変更されることがあるため、購入時の表示とお手元の説明書をご確認ください。

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