弱アルカリ性硬水

弱アルカリ性硬水とは、pHが中性よりやや高く、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分を比較的多く含む水質を指し、アフリカの大地溝帯湖に生息するシクリッドや一部の卵胎生メダカなどが適応する環境として知られています。豊富なミネラルは浸透圧調節や骨格形成など魚の生理機能を支えるとともに、水質の急激な変化を抑える緩衝作用にも関係するため、適応した魚種にとって安定した飼育環境を作るうえで重要な要素となります。飼育下では対象魚の原産地や適正水質を確認したうえでpHと硬度を定期的に測定し、必要に応じてサンゴ砂や専用のミネラル剤などを利用しながら、急激な数値変化を避けて適切な範囲を維持することが重要となります。

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