Schistura balteataは、日本において『スモウローチ』や『クリン・ローチ』の呼称で親しまれている淡水魚であり、ミャンマーを原産とするタニノボリ科(フクドジョウ科)に分類されるドジョウの一種です。学名の通り体の中央に太い帯状の模様を持つこの種は、同種間で激しく押し合うような闘争行動が相撲を連想させることからその名が付けられ、特に体後半が鮮やかな赤色に染まる個体は観賞価値の高い存在として知られています。飼育に際しては、底生魚としての強い縄張り意識を持つため、岩や流木で複雑な隠れ家を配置し、清浄で酸素豊富な水質を維持することが、本種特有の色彩と活発な動きを引き出すための重要な鍵となります。
