Hippocampus erectus

Hippocampus erectus(ヒッポカンパス・エレクタス)は、一般的に「ラインドシーホース」という名称で広く流通している、大西洋西部原産の大型のタツノオトシゴです。最大で15cmから20cm近くまで成長し、その名の通り体側に沿って美しい線状の模様(ライン)が入るのが大きな特徴ですが、体色や模様には個体差が大きく、黄色やオレンジ、赤、黒など様々なバリエーションが存在します。観賞魚として流通している個体の多くは人工繁殖(ブリード)されたものであり、自然採集の個体と比べて水槽環境に馴染みやすく、タツノオトシゴ飼育の難関である餌付けに関しても、冷凍のホワイトシュリンプなどを比較的容易に食べてくれます。そのため、タツノオトシゴの仲間の中では非常に丈夫で飼育しやすい入門種として位置づけられており、穏やかな水流と尾で掴まりやすい海草や擬サンゴなどを配置した専用の環境を用意することで、その優雅で愛らしい姿を長期間にわたって楽しむことができます。

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