エリオカウロン・クインクアングラーレは、アクアリウム界で「レッドホシクサ」などの名称でも流通する、極めて鑑賞価値の高いホシクサ科の植物です。学名が示す通り、その独特な草姿と、環境が整った際に見せる中心部から広がる鮮やかな赤、あるいはピンク色の発色が最大の特徴です。育成を成功させるためには、一般的なホシクサ以上に徹底した水質管理が求められます。pH6.0以下の弱酸性、かつ硬度が限りなく低い軟水を維持しつつ、底砂には栄養豊富なソイルを用いることが基本となります。また、赤色を濃くするためには、十分な光量に加えて、カリウムや鉄分を主成分とした液体肥料の添加が効果的です。成長は緩やかで環境の変化に敏感な側面がありますが、水槽内でその輝くような色彩が展開された時の達成感は、多くのアクアリストにとって特別なものとなるでしょう。
