転覆病は、魚が泳ぎのバランスを崩して水面に浮いたり底に沈んだりする症状で、特に丸型の金魚によく見られます。原因は消化不良によるガスの発生や急激な水温変化など多岐にわたりますが、早期発見と適切な処置が回復の鍵を握ります。発症時は、まず数日間の絶食と0.5パーセント濃度の塩水浴を行い、ヒーターで水温を28度前後に維持して代謝を促進させることが基本です。また、再発を防ぐためには、空気を飲み込みにくい沈下性飼料への切り替えや、一度に与えるエサの量を抑えるといった日頃の工夫が重要となります。適切な水質維持と消化への配慮を継続することで、愛魚が健やかに過ごせる環境を整えましょう。
