耐食害性とは、草食性の強い観賞魚による食害に対して水草が備えている耐性のことであり、葉が極めて硬い、あるいは魚が嫌う成分を持つといった特性によって、食べ尽くされることなく水槽内の緑を維持できる能力を指します。金魚やシクリッド、中大型のカラシンなどは柔らかな水草を好んで食べてしまいますが、アヌビアスやミクロソリウムといった耐食害性の高い種類を選択することで、魚たちの活動を妨げることなく美しいレイアウトを共存させることが可能となります。これらの水草を導入する際は、流木や石に活着させて配置を工夫し、万が一の食害に備えて植物質を含む適切な補助飼料を与えることが、長期にわたって瑞々しい景観を安定して保つための重要なポイントとなります。
