ミニノチドメ

ミニノチドメは、ウコギ科に属する日本在来のノチドメの近縁種、あるいはその小型変異個体としてアクアリウムで親しまれている前景用の水草です。最大の特徴は、直径数ミリから1センチ程度に収まる極小の円形の葉で、縁には浅い切れ込みがあり、その繊細な姿は和の情緒を感じさせます。オーストラリアンクローバー(オークロ)と比較して、葉の切れ込みが浅く、全体的にさらにコンパクトにまとまる性質があるため、小型水槽のレイアウトや、より密度の高い緑の絨毯を作りたい場合に最適です。育成には強い光と二酸化炭素(CO2)の添加が非常に効果的で、環境が整うと底床を這うようにランナーを伸ばし、短期間で美しい群落を形成します。生長が早いため、こまめなトリミングが必要になりますが、カットに強く維持が容易な点も魅力です。石組みの隙間や流木の足元に配置することで、自然界の瑞々しい景色を再現できる、非常に使い勝手の良い日本を代表する前景草といえるでしょう。

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