ブルーアイマッドスキッパーは、マレーシアなどの東南アジア沿岸の汽水域に生息するトビハゼの仲間です。最大の特徴は、角度によって宝石のように青く輝いて見える美しい瞳にあり、数あるトビハゼ類の中でも特に観賞価値の高い種類として知られています。生態は非常に活動的で、発達した胸鰭を使って陸上を跳ねるように移動したり、流木や石の上で休んだりする姿を頻繁に観察できます。飼育においては、人工海水の素を使用した汽水環境が必須であり、体が乾かないように水場と陸地を組み合わせたアクアテラリウム形式での管理が理想的です。また、トビハゼの中では比較的縄張り意識が強く、同種間で激しく小競り合いをすることがあるため、十分なスペースと複数の隠れ家を用意することが健康に育てるポイントとなります。人によく慣れる性質もあり、ピンセットから餌を食べるようになるなど、魚の枠を超えたペットのような愛着を感じさせてくれる存在です。
