ノロウイルスは、手指や食品などを介して経口感染し、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの症状を引き起こす感染性の極めて強いウイルスです。特に冬場に流行しやすく、少量のウイルスでも発症するため、家庭内や施設内での集団感染に十分な注意が必要です。このウイルスは一般的なアルコール消毒が効きにくいため、予防には石けんを用いた丁寧な手洗いに加え、カキなどの二枚貝を調理する際は中心部まで十分に加熱(85度から90度で90秒間以上)することが推奨されます。万が一、汚染場所を清掃する場合には、次亜塩素酸ナトリウムによる適切な消毒を行い、飛散したウイルスによる二次感染を徹底的に防ぐことが、被害を最小限に抑えるための重要なポイントとなります。
