ニューギニアトビハゼは、その名の通りニューギニア島やオーストラリア北部の沿岸部に生息する、非常にユニークな生態を持つ汽水魚です。魚でありながら発達した胸鰭を使って陸上を這い回り、水から出て活動する姿は愛嬌たっぷりで、多くのアクアリストに親しまれています。飼育の際は、水場だけでなく必ず体が完全に出られる陸地を設けたアクアテラリウムやパルダリウムの環境が必要です。また、皮膚の乾燥を防ぐために高い湿度を維持し、人工海水の素を用いた適切な濃度の汽水を用意することが、健康維持の絶対条件となります。餌は生餌や冷凍赤虫を好みますが、慣らせば人工飼料も食べるようになります。目が頭頂部にあり、周囲を広く見渡すことができるため、飼い主の動きに反応して餌をねだるような仕草を見せることもあり、ペットフィッシュとしての魅力も非常に高い種類です。
