トパーズパッファーは、東南アジアの汽水域に生息するフグの仲間で、その名の通りトパーズ(黄玉)を思わせる鮮やかな黄色から緑色の体色が特徴です。主に学名 Dichotomyctere sabahensis として知られる種がこの名称で流通しており、ミドリフグよりも体長が大きくなり、よりがっしりとした体格に成長します。非常に知能が高く、飼い主を認識して餌をねだるような仕草を見せるため、ペットフィッシュとして非常に人気があります。飼育においては、成長に合わせて海水の3分の1から半分程度の塩分濃度を維持することが重要であり、完全な淡水での長期飼育は健康を害する恐れがあります。また、非常に丈夫な歯を持っているため、歯の伸びすぎを防ぐために貝類などの硬い餌を定期的に与える必要があります。縄張り意識が強く気性が荒い面があるため、基本的には単独飼育が推奨されますが、その豊かな表情と知的な振る舞いは、飼育者に深い愛着を感じさせてくれます。
