クロウミウマ

クロウミウマ(学名:Hippocampus kelloggi)は、タツノオトシゴ属の中でも最大級のサイズに成長する種類の一つで、成体では全長25cmから30cm近くに達することもあります。インド洋から西太平洋にかけてのやや深い水域に生息しており、一般的なタツノオトシゴよりも水深のある場所を好む傾向があります。名前の通り、体色は黒色から暗褐色、あるいは灰色がかった個体が多く、がっしりとした重厚な体つきと長い尾が特徴です。他のタツノオトシゴと同様にワシントン条約(CITES)の附属書IIに掲載されており、国際的な取引が厳しく制限されているため、市場に流通することは非常に稀です。もし飼育の機会を得た場合は、その体の大きさに合わせて、高さが十分にある大型の水槽(90cm水槽以上が推奨)を用意する必要があります。また、水深のある場所に生息しているため、極端な高水温には弱く、徹底した温度管理と、生餌や冷凍餌への丁寧な餌付けが長期飼育の鍵となります。

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