オトメアゼナ

オトメアゼナは、北米原産のゴマノハグサ科(新分類ではオオバコ科)に属する水生植物で、アクアリウムではウォーターバコパの名でも広く知られています。和名でオトメアゼナと呼ばれるこの植物は、対生する肉厚な丸い葉が特徴で、茎や葉に触れると爽やかな柑橘系の香りが漂うユニークな性質を持っています。育成は非常に容易で、底砂の種類や水質をあまり選ばないため、水草レイアウトの入門種として不動の人気を誇ります。十分な光量と二酸化炭素(CO2)を添加した環境では、生長点付近が黄色からオレンジ色、さらには赤褐色へと色付き、色彩の変化を楽しむことができます。また、水上への適応力も高く、夏場には可憐な青紫色の花を咲かせるため、ビオトープやオープンアクアリウムの素材としても非常に優秀です。トリミングにも強く、差し戻しによって容易に増殖させることができるため、中景から後景にかけてのボリュームアップに欠かせない存在といえるでしょう。

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