ラビリンス器官(迷宮器官)は、ベタやグラミー、スネークヘッドなどのキノボリウオ亜目に属する魚類が持つ特殊な補助呼吸器官です。鰓の近くに位置し、複雑に折り畳まれた血管の豊富な粘膜組織が迷路(ラビリンス)のように見えることからその名がつきました。この器官の最大の役割は、水中の酸素が極端に少ない環境においても、水面から直接空気を取り込んで酸素を吸収できる点にあります。この進化により、他の魚が生存できないような酸素不足の止水域や湿地でも生き抜くことが可能となりました。飼育環境においては、水面を浮き草や油膜が完全に覆って呼吸を妨げないよう注意が必要です。また、水温と水面上の空気の温度差が激しいと器官を傷めて病気の原因になることがあるため、特に冬場などは水槽に蓋をして空気の温度と湿度を一定に保つことが、長期飼育の重要なポイントとなります。
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