グリーンスパイニールとは、インドやバングラデシュなどの南アジアに広く分布するトゲウナギ科の小型種であり、その名の通り緑がかったオリーブ色の体色に細かなスポット模様が入る、非常に鑑賞価値の高い淡水魚です。他のスパイニールと比較して最大全長が15センチメートルから20センチメートル程度と小柄であるため、比較的小さな水槽でも飼育を楽しむことが可能ですが、非常に臆病な性質を持っているため、砂に潜れる環境や流木による隠れ家を十分に用意することが、生体のストレスを軽減し健康を維持するための重要な要素となります。飼育下では冷凍赤虫やイトメなどの生餌を好みますが、環境に馴染めば人工飼料にも餌付かせることが可能であり、また非常に細身で隙間を通り抜ける能力が高いため、水槽の蓋に隙間を作らない徹底した飛び出し対策を講じることが、この愛らしい魚を長く育てるための鍵となります。
